ウエストホームズ談話室

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ホームズファンのための談話室です。どうぞおくつろぎください。  

WEJ468号をいただきました。 - 苦労胃

2016/10/08 (Sat) 15:22:08

WEJ468号をいただきました。関西支部創立35周年の年もはや10月になりました。今号で私の印象に残りました紙面は、次のとおりです。
○大阪府中之島図書館リニューアル(武庫さん)
 12月の記念仏滅会の会場に中之島図書館を選ばれた意味がよくわかりました。大阪の「歴史と文化のシンボル」と言うべき場所です。
○増田さん『対人関係の心理学』(共著)を出版、および飯島さん「室町小町謎解き帖」第3弾を出版(共に中津さん)
 関西支部の会員は、前号で紹介された望月さん、木下さんから今号のお二人まで硬軟とりまぜて本を出されるタレントがたくさんおられ、頼もしいかぎrです。
○ホームズ原理主義と発展主義―9(平賀さん)
 ホームズがライヘンバッハで用いた日本の武術について、「バリツ」の名称の連想論にとどまらず、ホームズ原理主義の立場での大胆な新説が披露されました。「バリツ」は書き間違いであるといったチマチマした文献論ではなく、今回の説に続いて多くの「事件の真実」が発表されることを期待します。
○ケイ・モランさん寄贈図書紙上オークション(服部さん)
 元会員が集めておられた本を関西支部を通じて処分されるのですね。アイドルのCDや写真集に比べてホームズ本がずいぶん安価、今が集め時かも知れません。
○2017(平成29)年の関西支部例会予定(豊島さん)
 35周年の活動は12月で一段落、来年から平常年に戻るようですね。毎回の発表者も幹事の方もご苦労さまですが、独占せず一人一役で活動を続けるのは良い事ですね。

お偉いセンセがぞくぞくと入会しはったんですね - 関西のどぜう

2016/10/10 (Mon) 01:45:11

AGONY COLUMNによると、お偉いセンセが続けて入会しはったらしい。学者先生が架空の人物のホームズを論じて遊んでいただけるとは、JSHCも大したもんや。ホンマにありがたいことでんな。

行ってみたい英国風喫茶店 - 茶畑の月

2016/10/12 (Wed) 10:53:04

瑠璃原様から、大阪でみられる英国風喫茶のお店をいろいろとご紹介いただきました。意外なところにもありますが、近くの店もあり、一度訪ねてみたいと思います。ありがとうございました。

中之島図書館での35周年記念会を歓迎 - レンガ

2016/10/14 (Fri) 01:51:42

中之島では、日銀、中央公会堂、図書館と立派な建物が残り素晴らしいです。ここでも橋下元市長がいらざる提案をしたとの事ですが、政治家も情緒や美意識を持たなければ!

船場のド真ん中での仏滅会 - 桂サッシ

2016/10/14 (Fri) 20:07:22

仏滅会を船場のド真ん中で開きはったんでんな。愛日の名に地元の中年以上の人は特別の愛着を持ってはります。関西支部はいつも由緒あるエエ会場を選んではりまんな。会場だけでも(失礼!)レベルは高いです。それにしても明治の人は、小学校の名前にも凝ってまんな。今時の学校の名前は何か薄っぺらいモンが多いでんな。

平賀さんのバリツ論は新説 - 期待民

2016/10/16 (Sun) 15:03:46

平賀さんの「ホームズ原理主義と発展論―9」はいよいよ佳境である。いままで日本のシャーロキアンのバリツ研究が英国のバーティツなどど言う研究の受け売りに終始していたが、それも《最後の事件》より後で店開きした護身術で、時期が合わないにもかかわらず、それに代わる新説を誰も口にしないのは奇異という以外はない。日本の学術研究や産業技術が長らく外国の模倣にとどまっていた時期が頭に浮かぶ。これではノーベル賞も取れないし輸出産業も育たなく後進国の地位を甘んじる以外なかった。本当に日本のシャーロキアンによるバリツの新しい解釈が頭に浮かばない程度のレベルだったのかと残念に思う。
今回平賀さんが提起しておられるのは、バリツ=バーティツ以外に六つある。私は、後で取って付けたようなバーティツなどはさっさと捨てて、《緋色の研究》の原点に戻って、棒術、ボクシング、剣術のいずれか、就中最も習熟していてプロ並みの技倆を持つボクシングでモリアティを葬ったとの説に傾いている。平賀さん、この説はいかがですか。

今度はクイーン・メアリですか! - 亀萬年

2016/10/18 (Tue) 10:13:55

NHKにも英国通がおられるのでしょうか。今度はクイーン・メアリですか。ダウントンアビーもしっかりと作られたドラマでしたが、今回も観てみようと思います。

飯島先生の健筆ぶりに敬服 - 南浦和うらら

2016/10/20 (Thu) 10:57:36

飯島先生がまた本を出されましたか。文庫本といえども、マンガやアニメは架空の世界ですが、こちらは江戸時代の社会を知っていなければ書けません。健筆ぶりに敬服です。しかもシャーロキアンなのにホームズの事件簿を焼き直した作品はありませんね。岡本綺堂と同じ路線ですね。もっとも綺堂は十手を預かるお役人、こちらは民間人で立場はホームズと同じではありませんか。

Re:期待民様へ - BUROH

2016/10/21 (Fri) 09:18:18

バリツについての拙稿をお読みになった上でのご意見拝読しました。日本でもっと広く深く事件簿についての議論を期待しているため、長沼弘毅氏にならって、敢えて私の結論をしぼっていません。しかしシャーロキアンの原点に戻って議論するならば、先ず事件簿の中の記載からスタートしなければなりません。ワトソンの言葉には「バリツという日本の武術」と《緋色の研究》中のホームズの得意技があります。バリツは、一旦ホームズを殺しておいて復活させる言い訳でしょうから、《緋色》に記される棒術、ボクシング、および剣術が前に出てくることになるでしょう。その中の必殺技としては、ボクシングが有力とするのが私見です。しかしこれにこだわらず、どしどし新説をお願いします。

平賀先生、お教えください - 大輪田美咲

2016/10/22 (Sat) 01:32:05

平賀先生は「ホームズ原理主義と発展主義―9」でバリツの正体についてもともと時期の合わない「バーティツ」を離れて日本のシャーロキアンらしいオリジナルな研究を呼びかけておられます。もともとホームズの得意とするスポーツが《緋色》に記されており、それはすべて格闘技です。なのにまた日本人ならピンと頭にくる武芸十八般にもとづく研究が発表されていないのはなぜなのでしょうか。

Re: 大輪田美咲様 - BUROH

2016/10/26 (Wed) 23:48:24

ご質問の答えになるかどうか、それはやはり日本のシャーロキアンのホームズ研究の後進性がまず挙げられるでしょう。長沼本以降欧米の研究を勉強し、知識として覚えることが先に進み、その基本的な取り組みや論述方法などが後になった気がします。先行研究についての豆知識に通じている人が権威者のように錯覚したのかもしれません。大隅先生に限らず、先行研究の豆知識として学習するだけではなく、先行研究を超えた新解釈に進むことこそホームズ学の進歩だと思います。

読まれたことでしょうが・・・ - SH

2016/12/14 (Wed) 11:31:40

論題 シャーロック・ホームズを救った「バリツ」
著者 川成 洋.
出版者等 東京 : 草思社, 1999-2005.
巻号・年月日 5(5) (通号 49) 2003.5

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