ウエストホームズ談話室

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ホームズファンのための談話室です。どうぞおくつろぎください。  

WEJ471(迎春)号を拝受しました。 - 疲労脳

2017/01/09 (Mon) 21:25:39

WEJ471(SH131年迎春)号を拝受しました。関西支部も充実の創立35年から創立36年に入りました。仏滅会の幹事をお引き受けいただく方、研究発表をしていただく方、また毎月WEJを編集発行していただく方、皆のためにご苦労様ですが、本年もよろしくお願いします。拝受して今号で印象に残った記事は次の通りです。
★関西支部35周年記念仏滅会のご報告(高野氏、花屋敷氏)
 12月10日に行われた記念仏滅会がお二人分担で生々しく報告されています。
 全体の流れも良く分かりましたし、スピーチで名古屋の後藤さんが事前にWEJ
 で紹介さらた大阪の英国風ティールームに立ち寄って来られたとか、席札を当
 初、副幹事に予定されていた出嶋さん手作りのものだとかのエピソードも報告
 されており、よいレポートでした。
★ホームズ作品ベスト&ワーストアンケート結果報告(福島氏)
 関西支部会員の方なので、今まであまり意識していなかったユニークな結果が
 出るかと予想していましたが、案外常識的な結論でした。報告中ベスト5にも
 ワースト5にも挙がらなかった事件簿が5編あったとあり、 面白かったです。
★毎日文化センターで4月からホームズ講座(弓氏)
 大新聞社の文化活動でホームズを取り上げるのは大変結構ですが、さて関西の
 人にどの程度ホームズがモテるでしょうか。口座が成立するように祈ります。
★橋本さん最先端科学をマンガで解説(丘氏)
 現役大学教授が難解な理論物理学の認識が進み、次の研究者が現れることにい
 ろいろ配慮するんですね。
★編集後記(編集部)
 岩波から熟語本位の英語辞典が再刊されるのは喜ばしい事です。明治から戦前
 の文豪のこなれた文章に比べて特に最近の翻訳者は何か物足りないものがあり
 ます。年末商戦を米国ではブラックフライデーと呼び日本は赤札市と呼ぶが結
 局は同じことと引用されていましたが、ブラックフライデーと言っても日本人
 にはわからず、黒い金曜日などと直訳するとナンセンスその もの、こなれた
 訳は難しいですね。

8~11ページの総目次を感慨深く読みました。 - 苦労胃

2017/01/14 (Sat) 02:36:15

 年改まった新年度第1号を手に取って、毎回どおり全ページを読みましたが、ことに8~11ページの総目次(41)を感慨深く読みました。昨年中はWEJが到着する毎に興味深かった記事、面白かった記事を4~5件挙げてこの欄に投稿していましたが、総目次を見て、その時のことを思い出しています。毎号必ず印象深かった記事や論文・レポートがあって楽しみました。

最近のホームズ関係本の文章力低下 - 中山千秋

2017/01/19 (Thu) 19:28:10

編集後記の記載について私は深く感じているところがあります。誰か個人攻撃していると誤解されるのがイヤなので、出そうか出さずにおこうかと迷いましたが、一人の読書人の感想としてご理解ください。それはここ10年ばかりホームズ関係の翻訳本の文章力のレベルが下がっていることです。これは名文、これも名訳という本がほとんど見当たりません。力量低下とでも言うべきでしょうか。JSHCの知的レベルがもっと社会から評価されることが私の願望です。

中山様へ - Sh

2017/01/22 (Sun) 07:43:39

翻訳にこだわる理由は何ですか?
ホームズの翻訳については明治から今日に至るまでタイトルだけ見ていても様々です。これらを誤訳としてではなく翻訳史や日本の文化の推移の観点から捉えれば相当の価値があります。
 またホームズについてレポートされる場合は翻訳でなく原文に頼るべきです。原文を読めば当時の文法、言葉のニュアンスからヴィクトリア朝の文化を体感する事が出来るかも知れません。
 レポートには原文とご自身の訳を併記すれば何ら問題はありません。勿論、原文だけで充分ですが・・。
 ということで殊更翻訳の是非を云々される価値が何処にあるのか全く理解に苦しみます

SH紀要2016は仏滅会の発表などがベースで充実 - 竹田翁

2017/01/25 (Wed) 01:55:02

2016年版に採用されている8編の論文の内長谷川明子さんの「ホームズ物語とアメリカ」は一昨年12月の仏滅会で発表されたもの、佐々木一仁さんの「ホームズ時代のイギリス財政」は昨年5月の追分フォーラム、中尾真理さんの「オーギュスト・デュパンvsシャーロック・ホームズ」も昨年5月の追分フォーラム、真下庄作さんの「スコットランド・ヤードとホームズの事件簿2」も昨年5月の追分フォーラム、平賀三郎さんの「バリツの正体」は関西支部WEJの連載論文をそれぞれ整理されたもの、関西支部や追分フォーラムのレベルの高さが表れている。

最近のホームズ関係出版物はやや低調 - 伊地島

2017/01/26 (Thu) 02:21:19

 編集後記はそこまで認識していないのだろうが、最近のホームズ関係本の文章力の低下と共に、いわゆるホームズ本は相も変わらず十年一日の如き入門書ばかりだ。この件もこの欄に出そうかどうか迷ったが、小生の読後感では、平賀三郎著『ホームズの聖地巡礼の旅』が朝日新聞の書評欄に取り上げられ、世間から認められ、植村昌夫訳の『コナン・ドイル』が従来のドイル像から転換をはかった本、この2冊ぐらいが印象には残っている。マンネリというか書き手のネタ不足というべきだ。

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