ウエストホームズ談話室

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ホームズファンのための談話室です。どうぞおくつろぎください。  

WEJ第475(第27回追分フォーラム配布)号を拝受しました。 - 疲労脳

2017/05/10 (Wed) 02:18:53

本年第5号、通巻475号のWEJを拝受しました。噂では追分での研究会に反対の人も居られたとかですが、27回を迎えておられることに敬意を表します。拝受した号はいろいろな傾向の論文・記事が満載で、多様化は結構なかと。その中で印象に残った紙面は次のとおりです。
★神戸例会場は外人クラブで(篠原氏)
 いつも由緒ある会場で開いておられ、評価させていただいています。今回は神戸旧居留地にあった外人クラブで開くとのこと、関西支部会員はお顔が広くハイレベルですね。
★日経スタイルでウィスキーの記事(瀬川氏)
 関西支部・追分フォーラムではウィスキーの研究が進んでいますね。日経新聞の日曜版でもウィスキーjを取り上げているのは結構なことです。ところで「水割」は日本独特の飲み方だとか、水で割るか、水で割った上、氷を入れて飲んでいる人が多いです。ところでトワイスアップとかミストというのはどんな飲み方なんですか。
★AGONY COLUMN(編集部)
 中に、関西支部会員の増田匡裕さんが和歌山県立医大の教授に就任されるとの消息が載っていました。JSHCの会員の中で、大学教授に昇進された方は何人おられたか存じませんが、ホームズ学者に留まらず、本物の学者の道を歩んでおられるのですね。
★第231回関西例会仏滅会のご報告(堂本氏)
 この回は、大阪梅田の便利な所で開かれたとのこと、毎回会場にも工夫しておられる姿が垣間見えます。研究発表で福島さんが《六つのナポレオン》の研究で、ナポレオンの石膏像の中に隠した真珠をどうやって取り出したか、との今までの研究でのべられていない疑問が呈せられたこと、中尾さんの《海軍条約文書事件》に出てくるチキンのカレー料理は、現在のチキンカレーのようなものではないとの説など、次々と新しい見解が示され、関西例会仏滅会のレベルの高さが読み取れます。

Re: 疲労脳様へ - アガサ瀬川

2017/05/10 (Wed) 20:30:35

 日本の酒飲みは案外知らないことが多いようです。お尋ねのトワイスアップは、グラスにウィスキーを注ぎ、同量の水を常温で加えるもので香りを最も楽しめる飲み方です。ミストは、砕いた氷をたっぷり入れ、ウィスキーを注ぎます。かき混ぜてレモンの皮を落とします。貴男(貴女)もガブ飲みではない優雅な飲み方を楽しまれませんか?

Re: 見吉論文でウィスキー再認識 - 大唐津家

2017/05/12 (Fri) 02:04:51

見吉氏の「ホームズとワトスンの愉しんだウィスキー③」と瀬川氏の「日経ウィスキー記事を紹介したもの」を読んで、ウィスキーの知識を再認識しました。ウィスキーはシングルモルトが最上級で美味と思い込む信仰のようなものがあり、グレーンウィスキーは安物のいわば合成酒のように思っていました。

太田さんの寄稿はまた新しい論文ですね。 - 菜の花の月

2017/05/13 (Sat) 01:11:12

太田さんの「名前を巡る冒険(1)が載っています。新しい論文なのですね。コツコツと研究を続けておられる会員の方のようですね。

フェイクニュースやSNSの悪口は信用する方が無知 - 下田鬼

2017/05/14 (Sun) 02:36:53

大統領選挙でまでフェイクニュースやSNSでの悪口が流されているなんて、世の中間違っているよ。大統領や首相なんか高い倫理感がもとめられてるのではないのかね。政治の世界であっても不見識で下品、いずれも吾輩はご免である。シャーロキアンで他を陥れようと思うが如き政治屋は不要・不適任と申し上げたい。

ジャパニーズウィスキーが世界最優秀に - アガサ瀬川

2017/05/14 (Sun) 18:49:34

4月30日付日経新聞「The STYLE」に、全面広告の形ですが、キリンビール富士御殿場蒸留所のマスターブレンダーの田中氏が「マスターディスティーラー/マスターブレンダー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、田中氏がてがけた富士御殿場蒸留所シングルグレーンウィスキーが「ワールド・ベスト・グレーンウィスキー」を受章したとありました。これは、伝統的なシングルモルトや、スコッチウィスキーだけではなく、日本のウィスキー製造技術の進歩のたまもの、ジャパニーズウィスキーは今や世界最高水準のレベルに達し、またシングルモルトはかりではなく、新しいグレーンウィスキーの魅力が伝えられています。

平賀先生、教えてください。 - 大輪田美咲

2017/05/15 (Mon) 13:10:03

JSHC最初の日本人共著の研究本『シャーロック・ホームズ讃歌』はどんな内容の本だったのですか? お教え下さい。

Re: 大輪田様 - BUROH

2017/05/16 (Tue) 18:14:54

JSHCの初期に発行された『シャーロック・ホームズ讃歌』についてのお尋ねにお答えします。昭和55年に発行されたこの本は、昭和52年に発足したJSHCの「クラブのつどい」(現在の全国大会)で発表された会員の研究発表などをまとめた日本で初の日本人によるホームズ研究本です。内容は変化に富み、長沼弘毅や鈴木幸夫が紹介した諸外国の研究水準に迫るもの多数が採録されています。冒頭の第1章には東山あかね「ホームズの笑い」、小林司「ホームズの女嫌いの構造」といった意欲作が載っており、その後海外ホームズ本の翻訳や初心者向け入門書に軸足が移ったお二人のオリジナル論文としてほほえましく読めます。生駒尚秋「ワトスンの経歴」ではワトソンが医学博士であるとする記述に疑問を呈し、篠原久典「モリアーティ教授と小惑星の力学」、川崎泰樹「青い紅玉の招待」、実吉達郎「獅子のタテガミを求めて」など現在に続く話題や、爪楊枝で豆知識をつつくようなものよりも、ホームズ学に思いと情熱をこめた広い取組のJSHC初期の意欲的な作が見られます。

今号の編集後記は上出来 - 名馬背

2017/05/20 (Sat) 02:22:36

今号の編集後記を読んで、何かホッコリした気持になりました。山の雪が解けると、まちがいなく春になります。この感はホームズ先生は知らず、日本のシャーロキアンならではの情緒でしょうね。

ホームズ原理主義と発展主義(11)を読んで - 大輪田美咲

2017/05/21 (Sun) 04:47:45

平賀先生の論文を読んで、長沼本でスタートし、JSHCでも『シャーロック・ホームズ讃歌』で一つの足跡を残しながら、その後約40年を経てほとんどホームズ学が進歩していないとの感じを受けました。何か既製概念にとらわれ、何かセンスある新しい発想が出ていないのではないでしょうか。

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