ウエストホームズ談話室
WEJ４７７号を拝受しました - 疲労脳
2017/07/14 (Fri) 08:39:37
WEJ７月（通巻４７７）号を拝受しました。毎月充実した内容をご苦労様です。
今号も連載３本を含む１２頁の紙面はいずれも評価されますが、その中で印象に残りましたのは次のとおりです。
★ドクターGにホームズが登場（土居氏）
ドクターGという番組は私もずっと観ており、エジンバラ大学のベル博士のことを思い出しました。今回の記事では、総合診断医の重鎮が「医師はホームズと同じ」とおっしゃったとの事ですが、毎回の番組でも研修医は「見るだけ」、ドクターGは「見るだけではなく観察している」シーンを何度も見ました。
★板垣退助が買ったルイヴィトン発見（阿智氏）
暗殺され「板垣死すとも…」の名文句を残した大政治家ですが、トランクが発見された事に事寄せて、ホームズは会っていないだろうかと発展させた記事を楽しく読みました。何とおか偉い人をホームズと出会わせたいというのはシャーロキアンの願望なのかも知れません。
★「アガサはホームズに敬意を表する」（長谷川氏）
なかなかの論説ですね追分フォーラムで発表されたものの要約とのことですが、長谷川氏の思考の深さと追分フォーラムのレベルの高さが分かります。
★仏滅会での情報交換について（馬路氏）
記事は毎回の仏滅会の情報交換の時間に関するものですが、それおさりながら、本号に「東風」を名乗る方がお二人おられるのに気がつきました。前述の板垣退助の記事を寄せた「阿智東風」氏とこの記事を世佐多「馬路東風」氏です。私見ですが、阿智氏の東風は菅原道真ではありませんが「こち」と読み、「あちこち」と洒落ておられるのでしょうね。馬路氏は「馬耳東風」をもじったもの、他人の意見や批判を全く気にかけない意味のシャーロキアンネームを考えられたのでしょう。お二人とも、まさかWEJの読者に「東風」を名乗る人が他にもおられるとは思わなかったでしょうね。しかし機知に富んだお名前と感心しました。
Re: 異色のホームズ本は本当に異色 - 鮎主水
2017/07/15 (Sat) 00:54:27
樽井さんが紹介しておられる松岡圭祐著『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』を買って読みました。本当に異色です。伊藤博文をホームズと会わせ、またホームズと会った有名人が一人増えました。武術に秀でていますが、柔術はフリート街の腕のいい日本人師範から手ほどきを受けたとあります。それにしてもホームズが日本の総理に対する態度が大きいのが気になりました。また大津事件が絡む本は依然にもあったのではなかったですか。
外人クラブの次は英国領事館でも開きませんか？ - 亀萬年
2017/07/15 (Sat) 13:59:42
仏滅会を神戸の外人クラブで開きはったとはたいしたもんですな。幹事はんごくろうさんです。希望を言わせてもらえば、次は英国領事館で開かせていただけませんでしょうかな。英国の名探偵をめぐる文化団体で、日英交流そのもんではありまへんか。
Re: WEJ４７７号を拝受しました - 木下信一
2017/07/15 (Sat) 21:13:10
私はてっきり『吾輩は猫である』の越智東風（おちこち）からかと。
ヴィクトリア時代のロンドンは渋滞が続発 - 川西池太
2017/07/17 (Mon) 10:22:46
山原さんのロンドンの馬車に関する連載論文に、ロンドン橋の混雑ぶりを示す写真と、馬車の速度が極く低いところから、当時のロンドンの道路の渋滞を指摘しておられる。
これはその通りで、地方から汽車でパディントン駅に着いたものの道路が渋滞してなかなかシティまで辿り着けなかった所から、パディントンからベーカー街を通ってシティまでの地下鉄が建設されました。またシャーロキアンのロンドン旅行記には出て来ませんが、ウォータールー駅からテムズ川の底を抜けてシティまで地下鉄が走っています。こちらは鉄道会社が建設し経営しています。
ドクターGはまさにホームズだ！！ - 西日暮里で乗換くん
2017/07/18 (Tue) 18:52:39
ドクターG(総合診断医）はまさにホームズだ！
全体が見えず、判断も独善的なワトソンも、《バスカ》のモーティマー医師も、《入院患者》のトレヴァー医師も、決してドクターGの器ではない！
小生もスコッチいろいろ飲みました - 他人側
2017/07/27 (Thu) 10:38:35
見吉さんのウィスキーの連載楽しみに読んでいます。前号から上がっている銘柄の内で数えてみますと、ジョニーウォーカー、バランタイン、シーバスリーガル、J&B、フェイマスグラウス、ヘイグ、ブラック＆ホワイト、オールドパー、ロングジョンの９銘柄は小生として飲んだ覚えがあります。かなりいい線をいっているとお誉めください。