ウエストホームズ談話室
本庶先生の眼鏡にもかなう研究ではないか - 大井川渡
2019/01/05 (Sat) 10:53:31
昨年末発行のSH紀要掲載論文はいずれも力作ぞろいであるが、ノーベル賞の本庶先生の眼鏡にもかなう論文として小生は2編を挙げたい。
それは①「《赤毛連盟》再考~質屋の裏の銀行に何故ナポレオン金貨が眠っていたのか」と②「モリアティ教授の死体を追って」である。いずれも「教科書に書いてあることでもそのままでは信用しない」旨の先生のお言葉どおり、従来は誰も疑問を持たなかった、いわば「教科書記載事項」に異をとなえ、合理的かつ現実性を持って転換しているところにある。日本のシャーロキアンは定説に弱く、これを上回る論理性を持ち合わせておらず、かつ転覆させる知恵も持っていないと見られたが、この二論文はそうではない。
そういえば金庫に大金を眠らせておくのはおかしい - 隅の老人
2019/01/07 (Mon) 12:50:54
今まで佐々木様以外のそうそうたるシャーロキアンが、銀行の金庫に大金を眠らせてある話を読んでなんとも思わなかったんでしょうか。金融なんかの事には全く思いが至らない世間オンチがシャーロキアンなんでしょうか。当時の金利のレートは知りませんが、現在のような1%にも達しないことはなく、5分5厘ぐらいは必要だったのでは。ソロバンの固い銀行が無駄な金利を払うはずはないと言う常識に端を発して事件簿の記述どおり、金利を払っても置いておく理由も解明した佐々木様のツメのアカでも、大物シャーロキアンもうぬぼれている人には呑ませあげてください。