ウエストホームズ談話室

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ホームズファンのための談話室です。どうぞおくつろぎください。  

WEJ498(4月)号を拝受しました。 - 疲労脳

2019/04/10 (Wed) 11:15:54

4月仏滅会の開催日に合わせて会報が制作されたのは、まさに文化団体の活動としてふさわしいものです。タイミングと共に内容も何よりです。今号で私が評価する記事は次のとおりです。
★ブックレビュー『鉱物 人と文化を巡る物語』『絵画・推理・歴史―シャーロック・ホームズの歴史戦』(ともに福島氏)
 本格的な専門家にもシャーロキアンはたくさん居られ、何もJSHCだけの専売特許ではありません。両書とも会員にそれまで知らなかったヒントを与えてくれる教科書と言っても良いでしょう。
★鈴木利男さん逝去(平賀、中尾、眞下、見吉各氏)
 追分フォーラムの校長をなさっておられた鈴木さんが逝去されたのはまことに惜しまれます。シャーロキアンとしての在り方も立派、業績も一流の方です。私も弔意をささげご冥福を祈ります。
★第29回追分フォーラム展示品リスト(眞下氏)
 会員向けの専門的なものから、一般参加者向けのものまで、よく品揃えられたものと敬服します。しかも変に凝り固まっていないのがグッドです。
★THE DANCING MANノート―その1(林氏)
 《踊る人形》のホームズ学の研究ノートです。「ノートと名ばかりの年寄りの繰り言メモである」と謙遜しておられますが、なかなかの内容。特に人形を使った暗号に切り込まれその2以下を大いに期待しています。

私は編集後記に注目しました。 - 村雨

2019/04/12 (Fri) 13:31:26

498号の中で私は編集後記に注目しました。最初のWEJ紙面のブックレビューとして福島様が従来のJSHC内の説を覆す内容を含む識者、権威者の本が相次いで紹介されていますが、その最新ニュースを受けたものと思います。従来のJSHCのビッグネームが語っていた、いわば常識となっていた見解が次々と覆っています。研究進歩の課題としては当然のことですが、ホームズの事を一番よく知っているはずのJSH会員が見つけたことではないのが残念であるとの締めくくりの文が一層注目されます。

WEJ5300ページと500号の記念は? - 川西池太

2019/04/13 (Sat) 00:14:35

WEJの次号5月号では5300ページを超えます。また6月号は通巻500号を達成します。何かの記念の行事を行いませんか。私見ですが、スイスホームズ旅行、それも鉄道を利用してホームズの足跡を訪ねる旅など如何ですか?

Re: 福島氏のブックレビューに今後も期待 - AINO

2019/04/13 (Sat) 01:53:15

小生のごとく本代が吟醸酒に化けてしまう不心得な会員と違って、福島氏は多大の本代を費やしてブックレビューを投稿され、会員に新しい本の出版や新しい情報を伝えて下さるのは感謝に耐えない。やはり会員制のクラブであるから、情報を一人占めにせず、他の会員にも教えてくれるのは会員のカガミである。今後もますます期待します。

「まらだになった《まだらの紐》のサブタイトルが楽しい - 六甲卸

2019/04/13 (Sat) 11:32:56

平賀先生の「ホームズ原理主義と発展主義―22」の今号のサブタイトルは「まだらになった《まだらの紐》」。ユーモラスでセンスのアルサブタイトルではないだろうか。実吉先生が動物学で切り込み、東山先生がジョークとも言うべき説を唱え、すっかりまだらにされてしまった名作の復元を考えておられるのではないだろうか。これこそ立派なホームズ学ではないだろうか。

Re 平賀先生の「まだらになったまだらの紐を読みて - 大唐津家

2019/04/19 (Fri) 03:39:45

ホームズ研究そのものの論文であるが、平賀先生は一ひねりして「まだらになったまだらの紐」の頭で論じておられる。
ロイロットは何らかの手段で沼毒蛇を調教して呼び戻したのであろうが聴覚が使えないとなるとそれは何だろうと問うておられる。
私は文中にロイロットがインド煙草を吸うとの表現があり、嗅覚であろうと思います。沼毒蛇を放しておいて適当な時期に煙草をふかし戻って来た蛇にご褒美としてミルクで飼っておいたネズミでも与えたのではないでしょうか。

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