ウエストホームズ談話室

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ホームズファンのための談話室です。どうぞおくつろぎください。  

12月の話題を読みて - 単畑田

2020/01/09 (Thu) 23:44:42

12月の話題に『シャーロック・ホー、ムズ紀要』第26号発行が挙がっています。小生が注目したのはホームズ研究と言っても小・中学校の自由研究レベルからノーベル賞級までいろんなレベルのものがあると整理していることです。ホームズ紀要は大学生の卒研などのレベルを目指していると評価しています。しかし現在の日本では、このレベルは関西支部と紀要の同人に限られているように小生は思います。もっとホームズ学がおこなわれなければならないのではありませんでしょうか。

踊る人形の論文に敬意 - 振位置

2020/01/12 (Sun) 14:16:34

単畑田様が今回発行されたSH紀要を評価しておられます。8編の論文中で林様の踊る人形に関する研究には脱帽です。大半のシャーロキアンは見るだけで調べもしませんが、よくみると出版社によって人形の形が違っているなんて、そこまで観測しませんよ。それを一つ一つ、コツコツと調べられたまさにホームズ学論文としては、知ったかぶりをするばかりのシャーロキアンには書けない論文です。

鈴木先生の遺稿に感動しました。 - はるか

2020/01/13 (Mon) 19:36:33

今回の紀要26号の巻頭に鈴木利男様の遺稿が掲げられています。シャーロキアンとして生涯の研究テーマとされたコナン=ドイルは複合姓である説の総仕上げと言えましょう。ホームズ学を楽しみ、最後に墓碑銘までコピーされた力作で、鈴木先生の論旨はこれを完全にしたものと思います。ただただ感動しました、の一語に尽きます。

《ボスコム谷》の気圧計の謎を解明 - 原田穂積

2020/01/17 (Fri) 01:23:52

今回の紀要で長年モヤモヤしていたホームズ学の謎を一つ解明した論文が載っている。飯森洋一氏の「29インチでなぜ晴れていたのか」がそれである。山に登ると気圧が下がり息苦しくなることは皆が知っているのに『ホームズまるわかり事典』ではJSHCの渡辺氏が、気圧計が29インチを示しているのに「無風で空に一片の雲もない天気はあり得ない」と断じ、一般的に気圧計が調整不足であったとする説がまかり通っている。これらの先行研究は知っている知識を応用しないもの、これを見事に覆した好編ではあるまいか。

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