ウエストホームズ談話室
川島さん逝去 - KOKAGE
2020/02/03 (Mon) 22:59:35
関西ホームズ協会副会長、京都大学名誉教授の川島昭夫先生は、かねて入院治療中でしたが、2月2日に逝去されました。
英語・英国史の権威者で、ホームズの世界を心から楽しんでおられました。ご冥福をお祈りいたします。
Re: 川島さん逝去 - アンゲリカ
2020/02/05 (Wed) 13:10:42
ご病気だったことを存じ上げず、今知ってとても驚きました。
仏滅会で何度かお会いし、本のことをお話されていたのを思い出します。とても悲しいです。心よりお悔やみ申し上げます。
Re: 川島さん逝去 - 池田巡査
2020/02/05 (Wed) 20:19:23
ああああ!あの人がモッタイナイ。
仏滅会では貴重な世界の名で一冊の本を披露して頂き、私にとっては、集英社の季刊誌コトバの「コナン・ドイルの修学旅行」が絶筆となった。
その時に頂いた手書きの手紙は、「病巣はすべて摘出したはずなのですが、・・・・匆々不一」であった。
貴重なお人が!ああああ!モッタイナイ
豊かな学識でホームズを楽しまれました - 森の住人
2020/02/09 (Sun) 00:24:34
川島先生は英語と英国史・英国文化がご専門、豊かな学識でホームズの広場に参加され、お好きな英国、お好きなホームズを心から楽しんでおられました。仏滅会で先生のお話を私は三回拝聴しました。1回目は第235回「シャーロック・ホームズはロンドンの物語か」で、ロンドンが舞台の事件は案外少なく、事件現場の場合も現場をよく知った人物が書いたものとは思えない、とのことでした。多くの会員は気が付かない意外なご判断でした。次は第237回「何故ベーカー街か」でベーカー街がホームズの拠点となった理由を考察され、「ドイルは一度もベーカー街に行ったことはない」と記した本があるが、15歳の時に当時ベーカー街にあったマダム・タッソーの蝋人形館に行っているとも指摘されました。第243回の「きょうのところ。十五世紀以後のことは何も見ていない―ホームズと尚古癖(アンティクァリニズム」で羊皮紙を持参され《金縁の鼻眼鏡》の訳の編について、悪訳もあり正解訳はないとの付言もありました。「あすのところ」が是非お聞きしたかったのですが、叶いませんでした。『KOTOBA』に書いてあったのは、これら発表の一部です。残念残念。