ウエストホームズ談話室
WEJ508（2月）号を拝受しました。 - 疲労脳
2020/02/20 (Thu) 20:04:42
1月号（507号）はお年玉付き年賀切手を貼って届きました。幸い、封書用とハガキ用の切手２枚シートが当たりました。84円と63円の切手２枚、僅か149円のお年玉でしたが嬉しい気持ちになりました。JHSCの会則に定める「研究」と「会員の親睦」の活動を実践する関西支部に敬意を表します。２月号は古い切手を何枚も貼ってありました。昨年の12月号のAGONYに「昔集めておられた古い切手が会員から寄付された」旨の記事が出ていましたが、これも会員相互の友情の表れで、趣味の文化団体として立派なことです。さて本題の私の印象に残った紙面は次のとおりです。
★指さんモスクワでホームズと対面（土居氏）
お忙しい公務出張の中で時間を見つけてホームズ＆ワトソン像と会ってこられたとか。お偉い学長先生のはずですが、キッチリとシャーロキアンして楽しんでおられます。
★シアターOM《ボヘミアの醜聞》舞台観劇（宝塚さん）
大阪でホームズ劇が３公演行われたとの事、羨ましい限りです。TVでホームズとは名ばかりの放送がありましたが、申し訳ありませんが、毎回観ようという意欲が浮かびませんでした。原作を完全舞台化されたとは大変結構なことです。
★第247回大阪仏滅会報告（眞下氏）
年末に、佐々木氏、増田氏、指氏の３名による研究発表を含む例会が開かれた報告です。
先ず発表された会員のホームズ研究のレベルに驚きです。全国大会でもこれだけのメンバーは揃いません。報告によればその充実した内容にも驚いています。その上本年は仏滅か250回を迎える年なので、221回の記念品の特製ジョッキを新入会員に贈呈されたとの事、立派なん活動が続きますね。
★名探偵登場！（吉本氏）
1972年に発行された名探偵の顔を描いた切手の図を入れた力作です。12人の名探偵の切手をお持ちとは敬服の他ありません。この方のWEJ寄稿文は毎回力作ですね。
★仏滅会250回記念特集その３（曽根氏）
初期のホームズ行事として「フライデー」に大きく写真が出た軽井沢のホームズ像除幕式、朝日新聞（たしか）に出たホームズ135歳お誕生会、毎日小・中学生新聞に出たベーカー・ストリート・ジュニアーズが載っています。上げ汐のJSHCの意義あるニュースです。いつからかあまり社会からとりあげられなくなったのでしょうね。ホームズ像建立に一部の会員が反対したのが下げ汐の始まりでしょうか。
Re: WEJ508（2月）号を拝受しました。 - 池田巡査
2020/02/27 (Thu) 12:32:06
WEJの最後のページにある「編集後記」によれば、仏滅会も令和2年6月に250回を迎え、記念行事実行委員長も決まったとのこと。
また楽聖といわれるベートーベンも生誕250年、ホームズも生誕170年に近づいてきた喜ばしい年とあります。
6月の250回記念仏滅会に向かって、色々な行事、例えばホームズにちなむ寸劇、音楽会、記念切手、展示品等のアイデアを提案しましょう！！ 会員お互いに盛り上げましょう！！
羨ましい大英図書館 - わたべ
2020/03/01 (Sun) 15:38:55
２面に大英図書館の記事が出ています。英国の文化活動・施設の充実は羨ましいです。ただこれに相当する図書館が日本にあっても、日本人は使いこなせるでしょうか。
いくら図書館でデータや先行研究を調べ上げてもこれは単なる司書的作業です。得られた情報、調べた事実によっていかに考察解釈して新しい研究にまとめるかが研究者です。情報通と研究者は違います。
大英図書館での閲覧調査 - みっちょん
2020/03/02 (Mon) 14:03:18
お久しぶりです m(_ _)m
大英図書館の話題が出たのでお知らせをします。大英図書館が所蔵しているドイル家の文書類などは日本人でも閲覧できます(写真撮影は不可)
昨年、JSHC会員の熊谷彰氏が書簡とポケット・ダイアリーを閲覧してきたので、閲覧した成果を元にしたものを拙サイトにアップしてあります。
『コナン・ドイル書簡集』には収録されていない葉書の宛先から判るドイル母の動静、1943年に伝記を書いたピアソン以後は研究者が見ることのできなかった1891年版ポケット・ダイアリー等々。
もう一つ、ニューヨーク公共図書館も所蔵している資料は日本人でも閲覧調査できますが、これも熊谷氏がコナン・ドイルの著作権代理人ワットからドイルに宛てた手紙を調査しています。
大英図書館の資料とニューヨーク公共図書館の資料を合わせた研究はこれまでないです。
これらはJSHCの月例会では発表していますが、なにせ興味深いことがたくさん分かったので、調査報告だけではなく、年表形式、閲覧調査で分かった新事実で書いた研究報告などを
http://shworld.fan.coocan.jp/06_doyle/chronological/outline.html
に載せてありますので、興味のある方はお読みいただければと思いますし、ぜひ皆様も大英図書館での閲覧調査をどうぞ m(_ _)m
ドイルの書いたポケット・ダイアリーが日本人でも実際に見れるようになった事は素晴らしいと思っています。
Re: WEJ508（2月）号を拝受しました。 - 宝塚踊子
2020/03/02 (Mon) 19:04:02
大英図書館には楽しい思い出があります。
2011年に日本語で応対された親切な係の人やコナン＝ドイルが入会していたフリーメイスン手帳等の撮影許可や図書館から出版された未発刊本・CDを手に入れ、BBCシャーロックの２２１ｂの店で食事したことを。
日本の図書館も便利になれば有難いですね。
ずいぶん高いレベルの研究発表ですね。 - 戸塚かえで
2020/03/03 (Tue) 13:13:12
眞下様の「第247回大阪仏滅会」を読みました。佐々木様、増田様、指様と三人そろって有料の講座での発表の上を行っています。大会ももっと充実するように東山先生に進言してもよろしいでしょうか。
Re: WEJ508（2月）号を拝受しました。 - 大会
2020/03/08 (Sun) 22:40:38
自分から大会の実行委員長に立候補したほうが速いのでは？
吉本先生の博識とコレクションに脱帽です - ひらの
2020/03/11 (Wed) 11:14:15
吉本先生の連載第1回名探偵登場！ を拝読しました。先生の探偵小説に関する博識ぶりと、名探偵のお顔ズラリのニカラグア国の切手をお持ちだなんて、他人を寄せ付けないものをお持ちです。ミステリに広く通じておられるシャーロキアンこそ本物のシャーロキアンでしょうね。
Re: 吉本先生の博識とコレクションに脱帽です - 木下信一
2020/03/11 (Wed) 12:52:42
シャーロッキアンに本物・偽物って、あるんですか？
推理小説が好きでホームズが好きな人もシャーロッキアンだし、ヴィクトリア朝の風俗小説が好きでホームズが好きな人もシャーロッキアン、そんな背景なくともホームズものが好きな人はシャーロッキアンだと思っていましたが。
……ミステリに広く通じていない私は、偽物のシャーロッキアンである、と、いうことですね。