ウエストホームズ談話室

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ホームズファンのための談話室です。どうぞおくつろぎください。  

仏滅会で発表された世界的業績 - 異名寺

2020/03/06 (Fri) 02:52:15

第247回大阪仏滅会で、指さんが「書棚を埋める五冊の本」と題して6冊の原書を持参して発表された。これがなかなかの発表です。アデア卿がパークレーンの家で射殺され、ワトソンがその現場に立ち寄った時に、古書を抱えていた老人とぶつかり、本が地面に落ちた。その一冊が『樹木崇拝の起源』。後に老人がワトソンの自宅を訪ねて来てワトソンの蔵書『英国の鳥類』『カトゥルス詩集』『神聖戦争』を目にしている。一世紀前の本であるがこれを入手され持参、披露された。これはホームズ学としては世界的な大業績で比類ない発表である。当日の仏滅会出席者は幸福者である。

Re: 仏滅会で発表された世界的業績 - 研究

2020/03/06 (Fri) 11:47:32

世界的業績なのかなぁ

Re: 仏滅会で発表された世界的業績 - 宝塚踊子

2020/03/16 (Mon) 11:50:55

 指先生が、講義の前に古い格式のある数冊の本を小脇に抱えられ登場され、ロシアのホームズとワトスン像の間に立たれた姿の写真を何気なく掲げられた。
 参加者一同、先生のいつもの姿と違う様子に、コレワと感じ、ビックリした一人。
 これぞ、全世界的に有名なノーベル賞受賞者のレクチャーが、時を同じくして関西でみられるとは、タイミングが良すぎた。
 

Re: 研究氏へ - 西大久保

2020/03/31 (Tue) 17:19:42

仏滅会で指さんが発表された「書棚を埋める五冊の本」について「異名寺」さんは「世界的な大業績で比類のない発表でした」と評され、「研究」名義の方は「世界的業績なのかなあ」あと疑問を呈しておられる。事件簿に登場する100年以上前の本を現実に書誌的に究明され、その実物本まで入手されたことは世界のシャーロキアンの内で誰がやられましたか。「研究」氏もよく研究され、ご存知なら、ご指摘下さい。

Re: Re: 研究氏へ - 木下信一

2020/04/01 (Wed) 19:32:28

ちょっと教えて下さい。私はあまり詳しくないもので。
その五冊の本は、小説の中のフィクションではなく、実在する本だということを指さんが発見し、証明として本を入手されたのでしょうか?
それなら、凄い業績です。
あるいは、その本が実在することは既に知られていて、指さんがそれを集めた、ということでしょうか?
それならコレクターやシャーロッキアンとしての快挙ですが、業績ではないでしょう。ホームズ学に何一つ知見を加えたわけではないのですから、業績と呼んでしまうとご当人にも失礼です。

ちょっとこれは自分の専門の話になるのですが、『不思議の国のアリス』の中に出てくるいくつかの科白が、当時の教科書から引用されたものであることを示した研究があります。その教科書は三冊。私はその三冊を持っています。これはマニア、コレクターとしては鼻が高い。でも、「業績」か、といえば全く違うんですよね。だって存在していると知られている本を、時間と運に恵まれて入手しただけだから。そこから新しい知見を付け加えることができれば業績になりますが、それは本を集めたこととは違う。

業績かどうかは、そこにあると思います。
ただ、どちらであっても快挙であることは確かです。

Re: 仏滅会で発表された世界的業績 - 獺屋

2020/04/03 (Fri) 21:43:26

ホームズ紀要で書誌学的な研究が寄稿されてますね

Re: 仏滅会で発表された世界的業績 - 獺屋

2020/04/04 (Sat) 23:34:45

「樹木崇拝の起源」--老人の所持していた書物は何か?
The real title of the book which the elderly man had
吉岡 正和
ホームズ紀要2008年 
今から12年前です

Re: 仏滅会で発表された世界的業績 - hibiki

2020/04/09 (Thu) 22:25:05

誰も突っ込まないので訂正しますが、吉岡さんの論文が掲載されたのは「ホームズの世界31号」です。「ホームズ紀要」ではありません。

指さんのご発表は、これまで色々な説が唱えられてきた5冊の本の正体(その多くはベアリング=グールドの注釈付き)について、新たな知見を加え、実はこの本のことではないか、と特定されたことと、さらにその実物を持参されたものでした。
いずれ文書化していただきたいものですね。

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